コラム至上主義の真実

本書では、情報化社会について以下のように記載しました。

たしかに、自分の"飯のタネ"がインターネット上で、無料で明らかにされていることは、気分のよくない話かもしれません。

しかし、情報化社会を恨んでも話ははじまりません。それよりも、インターネット上に情報が載っていることくらいで、自分自身が困る状況であることを問題視すべきではないでしょうか。

誰もが社労士分野の情報をインターネットで調べられるということは、逆転の発想をすると「自分が情報を発信すれば、誰からも読んでもらえる可能性がある」ということです。
SR-VISIONSでは、社労士事務所の安定的な経営を掲げておりますので、長期的な視点を重要視しています。

インターネットマーケティングをする上で、一番考えなければならないことは何でしょうか。これは、いうまでも無く「不変の価値を持つコンテンツ」の確保です。

例えば、特定のキーワードで成し得る検索上位という結果は素晴らしいのですが、検索エンジンのルールが変われば、あっさり手放すことになる栄光なのかもしれません。

あるいは「お客様の声」はいかがでしょう。顧問である間は掲載できますが、契約満了の瞬間に削除を依頼されることは必至です。

このように考えると「不変の価値を持つコンテンツ」など有り得ないように思われますが、それは違います。なぜなら、先生が執筆されたコラムは、完全にオリジナルなコンテンツだからです。

当然、時期や法改正などで、閲覧者のニーズはあるかもしれません。分かりやすく言えば、時間が経過し終わってしまった助成金のコラムなどが該当するでしょう。

しかし、インターネットの世界では、「ホームページ内のページボリューム」という概念があり、その1ページは決して無駄ではありません。

加筆するならば、もし、先生が3日に1つのコラムを欠かさず更新されていたのであれば、終わった情報にすら「継続している証」という価値が生まれてくるのは必然だといえるでしょう。

SR-VISIONSでは、ホームページを運営する社労士事務所に対し、更新頻度とコラム数、そして閲覧者数の増加率とお問い合わせ率の相関性を分析しました。

その結果、平均して以下の結果が導き出されました。

前提

  • インターネット広告のコストと効果は加味しない
  • ホームページオープンから2年間述べ30事務所のデータで計測

コラムのもたらす効果

  • 週に平均3つ以上のコラムを掲載するHPは1年後に月間閲覧者1000を超える
  • コラムをカテゴリに分け、効果的に露出させると上記の結果が平均1.2倍となる
  • コラムコンテンツが充実(50記事以上、6カテゴリ以上)のホームページは、閲覧者1000に対して1件の業務を受注する

これだけを見ると、一見してコラムが全てのように思えますが、そうではありません。コラムを週平均3つ書かれている先生が「理念」や「プロフィール」に注力されているのは当然の事ですので、いわば最後に用意することになる「コラム」というコンテンツに手が回る余裕が結果として、ホームページからの問い合わせ、更には受注に繋がってくるといえるでしょう。

労使トラブルの解決に伴って、コストを気にしないように、中小企業経営者が「サービス価格」以上に求めているのは「専門性」です。これを高めつつ、ホームページにおける真の資産としてストックし続ける事ができるのは「コラム」以外にありません。

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